ある事件に触れて

Soluna(ソルナ)

2009年04月26日 20:34

最近こんな事件があったそう。

中1が担任「流産させる会」

…給食にミョウバン、いす細工

愛知県半田市の市立中学校で、1年生の男子生徒11人が、担任で妊娠中の女性教諭を「流産させる会」をつくり、この女性教諭の給食に異物を混ぜるなど悪質な嫌がらせを繰り返していたことが28日、わかった。同市教育委員会によると、嫌がらせを受けたのは30歳代の女性教諭で、当時は妊娠5か月~6か月。11人の生徒は席替えに対する不満や、部活動で注意されたことの腹いせに、1月末頃から、チョークの粉などを女性教諭の車に付けたり、いすの背もたれのネジを緩めて転倒させようとしたりするなどしていた。


一時、教職を目指していた私。
教育実習や塾講で教壇に立ち、大学時代はBBSという全国区のサークル(法務省管轄)の会長を担当し、県内の児童自立支援センターで問題行動のある子ども達の学習ボランティアをずっとしてた。少年院や女子学院にも何度か行った。。。



音楽してる今も変わらない。
「教育」というカテゴリーは私にとって大事なテーマ。




思春期の子ども。


実は私自身素行のいい方ではなかったから、
無茶したい気持ちや鬱憤を晴らせる場所を求めてる気持ちは
わからないでもない。

初めての呼び出しは、
事件起こした子達と同じ中一だったかな・・・。

お母さんが学校に呼び出されて先生達にいっぱい注意されて。
隣で泣いてるお母さんを見て、とっても心が痛くなったのを覚えてる。。。


ココには書くべきでないこともいっぱいしたし。
お母さんをいっぱい泣かせた。

でも、お母さんは「私」をあきらめなかった。

殴り合い取っ組み合いのけんかもした。

お母さんはとにかくまっすぐにぶつかってくれた。

魂でぶつかってきてくれた。


そして、
今の私はsionが生まれたことで、
改めて「命」の重みを実感させてもらえて。

また自分が親になったことで、改めて、
親や周りへの感謝の気持ちも心から感じることが出来た。


話を戻します。

まず、
この中学生達が犯してしまった行為は、絶対に許容したくない。

それから、
親御さんに言いたい。


きっとまだ遅くない!!

この子達に、
しっかり「愛」を「命の重み」を教えてあげてほしい。



ネット上では、
「名前や顔を公表しろ!」
とか
「甘やかすな!」
とか
「親も一緒に顔写真を出せ」
とか
いっぱい意見がある。。。
すごく気持ちも分かる!!!



でも、やっぱりまだこども。


最後まで子どもは親の愛を求めてると思う。
もちろん社会の制裁、やったことへの責任を厳しく感じさせるのも大事だけど、

私は何より「先生の中に小さくても一生懸命生きている赤ちゃん」への心からの悔いと詫びをしっかり魂で震えるほど感じてほしい。


何かわかんないけど。


親だけにそれを求めるのが大変なら、

こんなときこそ、
『音楽』や『芸術』、『本』や『お芝居』とか、

「説教」じゃ伝わらない魂に響く大事なことを
親御さんと共に感じてもらう機会をつくってほしい。


何か所謂、
行政の「ハコモノ」的機械的な「更生カリキュラム」じゃなくて。


たとえば、
「長渕 剛」さんや「松山千春」さんの『愛の鞭と音楽で綴る、魂のLive』とか。


・・・すみません。

興奮して、また、
身勝手な妄想しました。。。





最後に。

長々と書きましたが、

私も音楽をしてる身。
そして、これから社会へと巣立っていく一人の人間の母親。


まずは、
自分の出来るところから、大事に、まっすぐに、
責任ある命を育みながら、
私自身も、いつかそういう子ども達の魂に響く音楽を作っていきたいと
心から思った夜でした。



明日は、
朝からママ友&ちびっこ達と一緒に、
地域の「子育てセンター」へ行きます☆

一人でも多くの
未来の子ども達に、
愛と笑顔が溢れますように・・・

関連記事